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利用者の行動変容が医療費削減に繋がる。そんなやりがいに溢れる仕事。

土田拓也/DeSCヘルスケア株式会社 KenCoMアカウント部 営業

前職は大手通信会社にて、お客様サポート業務に従事。固定電話、インターネット回線、携帯電話など様々な商材に携わる。その後、元同僚に声を掛けられDeNAライフサイエンスに転職し、お客様サポート業務を担当。2015年にDeSCヘルスケアが設立された際、営業として異動することに。現在は健康保険組合の既存営業を主に担当している。

はじめは転職にもヘルスケアにも興味がなかったんです。

転職したきっかけは元同僚がDeNAライフサイエンスにいて、声を掛けられたことでした。当初は転職しようとは思っていなかったのですが、遺伝子検査と聞いて、どういう仕事なのか、どういうサービスなのかに興味を持ち、話を聞いているうちに面白そうだと思うようになり、転職をしました。

また、正直ヘルスケアという分野にも興味はなかったんです。それでも、「遺伝子検査」というテーマが面白そうだったのと、DeNAライフサイエンスが自分たちで研究所を持っていて解析をしていると聞いて……。「そんなことを一つの会社でやってるのか!面白いな。」と思い、徐々にヘルスケア領域に興味が出てきました。

さらに言うと、前職がお客様サポートだったので営業に異動することは完全なるジョブチェンジ。営業の方法もよく分かりませんでした(笑)。何したらいいんだろうと思っていたのですが、行動していくうちにだんだんと方法が分かってきました。今は大型の健康保険組合様を担当しているのですが、徐々にやりがいも増えてきました。こう考えると、はじめのうちは、単純に「遺伝子検査ってなんだか面白そう」という思いだけ。やっているうちに色んなやりがいが見つけられるようになってきました。

ノウハウが溜まっていく面白さ。

今担当しているのは、DeSCヘルスケアが運営する『KenCoM』の既存顧客への営業です。健康保険組合に『KenCoM』を導入していただいた後、利用者となる被保険者に登録していただかないと意味がありません。そのために、長期間の準備期間を設けて、色々プロモーションを行ないます。はじめは全然ノウハウもないし、なし崩し的にスタートして結局登録率が上がらないということが珍しくありませんでした。でもそこから何がダメだったかを振り返っていくことで、自分の中にノウハウが溜まったんです。大型の健康保険組合様を担当した時にそのノウハウを活用してみたところ、1週間で2万人くらいが登録してくださいました。そういう経験がモチベーションにもつながっていますね。

健康保険組合は、まだまだIT化されきっていない業界だと感じています。そこに対して、自分のノウハウを活かしつつ、Webサービスを提供することで業界全体がより良くなっているはずだと思っています。また、健康保険組合側も「うちの組合員はこういう人が多い」というノウハウを持っています。それと自分のノウハウを掛け合わせることで、最適なプロモーションができるのではないでしょうか。これからは、健康保険組合のノウハウ×自分のノウハウ×Webサービスで、その会社に合った最適なプロモーションをどんどん仕掛けていきたいなと思っています。

病気の発見でなく、その先のステップへ。

DeSCヘルスケアに異動する前、DeNAライフサイエンスにいた頃は、お客様サポートというお客様の声を直接聞くことができるポジションでした。例えば、『MYCODE』で遺伝子検査を受けたらがんの発症リスクが高くて、実際に医療機関でがんの検診を受けてみたら早期発見できた、なんて声もありましたね。こういう声を聞くと、個人にとって意味のある事業だなと実感します。次のステップとして、予防や相談ができるサービスを生み出せればいいですよね。個人が行動を起こすところまで進まないと、健康状態はなかなか変わっていかないと思います。

その点では『KenCoM』は行動を起こすことをサポートするサービスとして『MYCODE』に近しい位置にあるかもしれないですね。『KenCoM』では、行動変容を起こすために色々とイベントを行なっています。例えば、みんなでウォーキングしようとか、薬の処方履歴を見てみようとか、健康に関する記事を読んでみようとか。そういったイベントを行うことで数字に出るんです。例えばウォーキングのイベントをやるとイベントの前後で平均歩数が多くなっていたりとか。これは一つ行動変容が起きているということだと思います。こういうものを今後も提供していけば、社会にも貢献できるのかなと考えています。

さらに、『KenCoM』を使って多くの人の行動変容を起すことができれば、結果的に医療費が下がるかもしれない。高齢化社会で医療費をどう削減していくかが話題になっている今、自分たちのサービスで貢献できるかもしれないと考えると、ワクワクしますね。