「シックケアからヘルスケア」の理念を広めるなら、まずは社内から行動・意識変容を図る必要があるのではないでしょうか。
こうした視点に立ち、2018年から事業をさらに加速中のDeNAヘルスケアは社員向けイベントにも力を入れ始めています。事業本部としてはDeNA内で初の試みであり、それだけにいくつかの工夫を入れているのが特徴。今回特に重視したのは、
① 健康効果を体感できるような運動を選ぶこと
② 「楽しみながら健康に」をキーワードに自分から行いたくなるような仕組みづくり
の2つ。これを体感する初のイベント「ReFresh Yoga」が2018年6月4日に行われました。
内容は、オフィスワーカーの悩みを解決する簡単ヨガ。講師として招かれた相楽のりこさんはDeSCヘルスケアが運営するサービス『KenCoM」内でも記事を執筆する大人気のヨガ講師で、タレント業を行う中でヨガに目覚め、2012年からはヨガインストラクターとして活動している女性です。特に初心者にヨガの楽しさを教える独自のメソッドには定評があり、イベントでは相楽さんが提案する、会社のブレイクタイムでも行える30分のヨガムーブメントを体感する形で行われました。
当日はオフィス内のセミナールームに所狭しとヨガマットが並べられました。普段運動をしていない人向けに、オフィスワーカーに多い肩こりや腰痛予防効果を期待できる伝統的なヨガのポーズを中心に紹介し、そこにストレッチなどの現代的な動きを加えることで、全身の代謝アップを助け、ダイエット効果も高めます。さらに、体を動かすことで、アイディアの創出やストレスの発散も期待できます。
イベント中は相楽さんの優しい声に導かれ、参加者たちが動きます。開始当初はキツそうな顔をしていた参加者にも徐々に笑顔が見え、最後的には全員笑顔になっていました。
参加者の女性社員は「デスク前の小さなスペースでもできるものも紹介してもらいました。体幹を意識することで体も引き締まるそうなので続けていきたいです」とコメント。イベント終了後は、ちょっとした休み時間にポーズをとる男性社員が出てくるなど、イベントの効果は上々のようです。
DeNAヘルスケアでは今後も社員に向けたイベントを定期的に開催する予定。もちろん社員は参加自由です。
また、単にイベントで終わらせることなく、社員一人ひとりが自分なりのヘルスケア法をマスターするのが最終目標。それに向け、今後はマインドフルネスや筋トレ、歩き方など今後の予定は目白押しです。このような取り組み中からDeNAヘルスケアに新たな事業の種が芽吹くかもしれません。